クリスマス・イブの夜。寝る間際に、「ワイン置いておくの忘れないで！」としつこい娘たち。
母が飲兵衛なので、大人はお酒をよろこぶと思っているから、ということもありますが、この絵本の影響も大きいところ。
寒いのきらい動くのきらい、しょっちゅうブツブツ言っている、妙に人間くさいサンタさん。
１２月２４日、小言とともに目覚め、気候に悪態をつき、煙突に文句を言い。けれど、文句を言いながらも仕事に誇りをもっているのは、しっかり伝わるのです。仕事の手は止めず、手を抜かず、しっかりとこなす姿は信頼がおけます。
この絵本の中には、いろんな子ども部屋が出てきて、サンタさんへの労いも、ベッドの足元にカップを置いていたり、暖炉の前のジュースだったり、ミルクにビスケットだったり・・・中でもサンタさんが一番うれしそうなのが、パパのブランデー（？）なんです。
イギリスの絵本では、クリスマスプディングが、アメリカでは、クッキーが主流なのかな？
わが家は、手作りのクッキーとワインが定番。今年のクッキーは、もう一生これでいい、というくらい、おいしく焼けたのです。さあ、飲み干して、早く寝ないとね！
２枚目の下の「サンタさんへのてがみ」（ハイアウィン・オラム 文 トニー・ロス 絵 ゆあさふみえ 訳 ほるぷ出版）は、サンタさんを怖がる女の子のおはなし。部屋まで来てもらいたくないので、キッチンにプディングのお皿を置いています。おもしろい絵本ですが、現在品切れです。
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