草花や小さな生きものがあっちにも、こっちにも。何度ひらいても見入ってしまう、山脇百合子さんの描く絵本。中でも、わたしは、その台所が大好きです。
ちゃんとクロスやマットが敷かれ、小さなビンに花が挿されたた、シンプルで清潔感のある、テーブルのしつらい。大皿料理。使い勝手のよさそうな道具類。かごの使い方。流しの下には梅酒のビン。窓辺にはパセリの鉢植え、セロリは水差しに。
小さな小さなものにも、そこにある理由があって、物語があって。
暮らしが紡がれる、命が営まれる、しっかりとした生活感のある台所は、どんなインテリアの本よりも、理想です。
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