にじ

にわの シャベルが いちにち ぬれて
あめが あがって くしゃみを ひとつ

せんたくものが いちにち ぬれて
かぜに ふかれて くしゃみを ひとつ

あのこの えんそく いちにち のびて
なみだ かわいて くしゃみを ひとつ

くもが ながれて
ひかりが さして
みあげてみれば・・

にじが
そらにかかって
きみの
きぶんも はれて

きっと
あしたは いい てんき

絵本 にじ

今、たくさんの幼稚園や保育園、小学校で歌われ、子どもたちになじみのある、この歌。

あべ弘士さんが絵をつけ、絵本になっています。

・     ・     ・

雨上がりに急いで自転車を走らせる女の人、洗濯物が干しっぱなしの花盛りの庭の小さな家に帰ると、待ちかまえている黒い犬。置き忘れてあった誰かさんのリュックをかごに入れ、自転車で散歩に出ると、空の雲が切れて・・・・

歌を背景に、進んでいく物語。

行き着く先は、曇りなく。

歌の世界が、息をすいこんで、大きく大きくふくらんで、最後は、ほんとうに、雨上がりに虹をみたときのように、目の前が、ぱぁーっと、晴れていきます。

それはそれは、スカッと、気持ちがいいです。

「スケッチブックえほん」というシリーズで、横のひもで、結べるかたちも、とってもかわいい。

巻末に、楽譜もついています。

 

【この絵本のこと】

「にじ」
新沢としひこ 詩
あべ弘士 絵
アスク・ミュージック

【誰におすすめ?】

静かに朗読してもいい。
一緒に楽しく歌いながらでもいい。

年齢関係なく、たのしめますが、歌は知っている方がいいかな?

どのページにも、生き物たちがそれぞれの営み。シンプルで小さな絵本ですが、どの瞬間にもいくつもの物語が流れていることを、感じます。