【わらべうたの絵本】おべんとうばこのうた

みんなが知っている!と言っても、大げさではない気がします。

わたしは、

これっくらいの おべんとばこに
おにぎりおにぎり ちょいとつめて
きざみしょうがに ごましおふって

にんじんさん ごぼうさん
あなのあいたれんこんさん
すじのとった ふーーーーーき ♪

と、歌っていたのですが、実際は、刻みしょうがもフキも、なんのことだかわかっておらず、雰囲気のみで。

大人になって、初めてフキを自分で調理した時に、フキ!スジ!このことか!と、思ったものでした。

地方や時代によって、少しずつ違い、山椒さん、が入るバージョンがメジャーなようですが、この絵本では、現代風に、さくらんぼさんが、はいっています。

こうして絵本であらためて見ると、子どもに馴染みのない食材も分かりやすいですね。

えっと、まあ、でも、おいしそう、と思うには、おかずが地味かな・・・

お肉がないし・・・

そして、彩り的にさくらんぼが、重要な役割です。これが、山椒さんだったら、どうなることか!

なんて。

でも、「あっちゃんあがつく」が大人気。食べ物をとってもたのしく、ユーモラスに描くさいとうしのぶさんの絵にかかれば、ウキウキ気分になるお弁当の、できあがり♪

我が子のお弁当箱は、この絵本のにそっくり。

これは、ある日の、父さん作のお弁当

やっぱり、ブロッコリーさん(2)とトマトさん(10)は必須
おいもさん(1)も、強い味方
ハンバーグさん(8)がはれば、なお良し!

現代風、フルコーラスのおべんとうばこのうたに、なりました〜

 

【この本のこと】

「おべんとうばこのうた」
構成、絵 さいとうしのぶ ひさかたチャイルド

【だれにおすすめ?】

おなじみのうたなので、小さい子から、小学生まで、大勢の読み聞かせでも、盛り上がります。

子どもが、絵だけを眺めていても、十分に楽しい。

こんなに短いうたを、心はずむ絵本に仕上げる、さいとうしのぶさん、さすがです!

 

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