「ロビンソン・クルーソー」「紙人形をいっぱい」「スズの兵隊さん」「スキー」「髪につけるピンクのバラ」などが、マディケンのお願い表に書かれています。
「クリスマスをまつリサベット」より
フリッツとマリーがほしいものをつぎつぎにおもいうかべながらささやきあっているので、お姉さまのルイーゼは、プレゼントはお父さまとお母さまの手をとおして幼子イエスさまがくださるもので、幼児イエスさまは、子どもたちがほんとうによろこぶものはなにか、子どもたち自身よりずっとよくご存じなのだから、ほしいものをあれこれ考えたり、ねだたりしないで、しずかに、つつしみぶかく待っていなければならないのよ、と注意しました。
「クルミわりとネズミの王さま」より
そろそろ、サンタさんへの手紙は書き終わったころでしょうか。
うちの娘たちは、書かなくてもサンタさんが何かいいものを持ってきてれると思っているみたいで、毎年、なかなかこの仕事にとりかかりません。今年もまだ。
サンタさんは、気を揉んでいることでしょう・・・
母は、みんながどんなものをお願いしているのかを聞くのも楽しみで、その子らしさがあってみんなかわいい。
絵本の中のみんなのクリスマスプレゼントにも興味津々です。
サンタさんの袋や暖炉の前の靴下からのぞいていたり、ツリーの下に並んでいたりするプレゼント。ぬいぐるみは、古今東西だいたい登場。汽車は定番、ラッパや太鼓もよくあるけどそうなの?本があるとうれしい♪キャンディーや箱入りチョコレートなどのお菓子や、りんごやオレンジのくだものもよく出てきます。大きなくるみ割り人形やノアの方舟の模型など、時代を映すものもあるし、逆に現代的なものも楽しくなります。
「ちいさなろば」のこのページは、子どもの頃にとても印象的で、わたしの夢のクリスマスプレゼントのイメージはこれ。靴下いっぱいのプレゼントへのあこがれ(とくにジャラッとしたネックレスが素敵に見えた)と、くだものがあるのが不思議だったなあ・・・
みんな、いろんなプレゼントをもらっているけれど、これはわたしが大好きな、かわいくてしかたないクリスマスプレゼントの絵本。
クリスマスには、サンタクロースがきて、くつ下に贈りものをいれてくれるって。でも、ラスコちゃんにはくつしたがないよ。
ちいさなバスケットの中に、ぼうしも、ズボンも、シャツも、ながくつも持っているけど、くつしたがないラスコちゃん。みんなは似たもので大丈夫だよっていうけれど、ちょっと心配です。でも、朝になったら、ちゃーんと届いていた贈りもの。それはね・・・くつした。小さいくつしたと、来年用の大きなくつ下もね。
何もかもが、ささやかで愛らしくて平和で、それだけでもいいのに、くつした!ラスコちゃんにぴったりすぎる贈りものです。
まりーちゃんのパタポンのもらった鈴も、エリーちゃんのもらったツリーの星も、すごくいいけれど、ラスコちゃんのくつしたが、いちばん好きだな♪
紹介した本
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