ピッキーとポッキーのかいすいよく

海から離れたところに住んでいた、子供時代。海水浴に出かけることになると、それはそれは、ワクワクしたものでした。

いとこやおばあちゃんたちと一緒に、海辺の民宿やホテルに泊まり、1日中海で遊ぶことは、毎年、夏の最大のお楽しみだったと思います。

海離れ、なんて言葉も聞かれるこの頃ですが、海には楽しいことがいっぱい。こんな風にね・・・

うさぎのピッキーとポッキーは、いかだにのって、海水浴にいくことにしました。ともだちの、もぐらのふうちゃんと、ねずみも、一緒です。

ふたりは、いかだと一緒に、うきわも、木をくりぬいて、作りました。水着も、とうもろこしの葉っぱと、あさがおの花で、作りました。

いかだの上には、たくさんのお弁当のほかに、どんぐりと、クローバーがいっぱい積んであります。それに、大きな石もあります。海を目指しながら、川沿いのお店やさんで、海水浴に必要なものと、物々交換を、するのです。

ぼうしも、パラソルも、水中めがねも手に入れて、準備万端で海についた、一行。さっそく、たのしくあそんでいたところ、いたずらものの、タコがきて・・・

お絵描き帖に、のびのびと描いたみたいな、くっきりとした色の、シンプルな線のイラスト。

親しみやすいキャラクター。

あっちにもこっちにも、みつかる、あそびごころ。
それに、村の地図まで!

どこをとっても、「あそび」の加減がいいあんばいで、ゆるいのだけれど、とても誠実。のどかな中に、事件もあり、子どもたちが大好きになるツボでいっぱいです。

 

【この本のこと】

「ピッキーとポッキーのかいすいよく」
あらしやまこうざぶろう 文
あんざいみずまる 絵
福音館書店

【誰におすすめ?】

子どもの頃に読んで印象に残っている、という方も多い1冊。読んであげれば2、3歳から楽しめ、あちこちに遊び心がいっぱいなので、もっと大きな子にも人気の絵本です。

絵本の中の地図って、どうしてこんなに、ワクワクするんでしょうね♪