【テレビなし育児】テレビなしで子育て、5つのメリット

わが家の長女は10歳。生まれたときからテレビなしで育っています。

【テレビなし育児】テレビなしで子育て、10年を振り返る
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↑ その経緯や10年間の振り返りは、こちらに書いています。

そんなにたいそうなことは、何もないけど!

今のところ、不便を感じたことはほとんどなく、テレビがないまま子育てをするのは、百利あって一害なしだなあと思っています。

ここでは、そんなテレビなし育児のメリットと、少しのデメリット(と、その解決方法)をご紹介します。

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<メリット1>たくさん遊べる!

子どもが小さい時期に、テレビがないことのメリットは、これに尽きます。

テレビ見るのと遊ぶの、どっちがいい?

テレビをつけるという習慣のない子どもたちは、時間があれば、とりあえず遊ぶ!

わが家では、思いついた時に好きなように遊べるように、大きなスケッチブックとクレヨンはいつでもテーブルの上に。おままごとも積み木も絵本もぬいぐるみも、手に取りやすいように。3、4歳くらいになったら、「工作部屋」を作って、空き箱や布や色がようしや紐や文房具などを置いていました。

テレビの前であっという間に過ぎてしまう、30分、1時間あれば、子どもは十分に遊べます。

たくさん時間があるので、親子で外に遊びや散歩にでる時間も多くなります。

<メリット2>能動的に過ごせる

テレビをなんとなく見ている、という時間がないので、自由で自分たちに合った1日の過ごし方を作ることができます。

子どもが小さい時は、午前中から外にでて、午後少し昼寝、おうちで遊んで、お風呂、ごはん、絵本、というのがお決まりでした。

ひまな時間をどうやって過ごそうかな、と考えて、よく一緒にものづくりをしていたのですが、今ではその小さい手から生まれたかわいいものたちは宝物です。他にも、お菓子を作ったりボードゲームをしたり、花を摘みに行ったり虫を探しに行ったり。

今日は何をしようか?

から、いろんなことをしてきたなー♪

子どもたちも、自分で遊びを見つけたり作ったりするのが、とても上手になる♪

<メリット3>本をたくさん読むようになる

うちの子どもたちは、とにかく、本が好き。

これは、テレビがないのと同じくらい大きな理由が、他にあるのですが・・・

あああああ

テレビは、手っ取り早くて刺激の強い娯楽です。しかも、受け身のままで得られて、ラク。

対して、本を読むというのは、地味で手間のかかる能動的な行為です。しかもその楽しさは派手なものではなく、おだやかで、じわじわと時間をかけて沁みていくようなもの。

小さいうちにテレビのような娯楽になれてしまうと、本を読むことが面倒に思えてきてしまう・・・

一方で、読書は習慣。1度本を読むことの楽しさを知ってしまえば、それは一生もの。その後、テレビやゲームに出会っても、この楽しみを手放すことはありません。

テレビ見ていたら、本を読む時間がなくなるしね♪

<メリット4>家族で向き合う時間がふえる

テレビにおかませする時間がない分、親がなんとかするしかないのですが、これを面倒と思うか楽しいと思うか・・・

幼児期の子育ては、たった数年。過ぎてしまえば本当になつかしい愛おしい時間なので、一緒に過ごせる時間を大切にしてよかったと思います。

なんなら、怒ってばかりの今の母も、あの頃のがんばり貯金で許されていると思ってる!

テレビを見ない分の家族の時間、みんなでボードゲームをしたり映画を見たり、おしゃべりしたり・・・これも習慣になるので、子どもが大きくなっても自然に家族で過ごしています。

<メリット5>テレビにまつわる兄弟・親子げんかがない

兄弟でのチャンネル争い、「いつまでテレビ見てんの!」という母のイライラがありません。

そして、時々、配信でアニメなどを見せるととってもよろこばれて「ママやさしい!」となります♪

結局、ほかのことで、しょっちゅうケンカになるけどね・・・

デメリットもあるけど、大したことじゃない

デメリットも、ないことはありません。

いちばん感じたのはオリンピックの時で、スペシャリストの技やストーリーを目にしてほしいし、やっぱりあの感動はリアルタイムで全世界と共有してほしくて、この時ばかりは、テレビ買おうかな・・・と思いました・・・

でも、ありがたいことに、今は多くの競技でリアルタイム配信をやってくれているので、小さい画面で少し残念だけどパソコンで観戦することができす。

あとは、流行りもの・・・娘たちが小さい頃にアナ雪が流行ったのですが、娘が、アナ雪ごっこでいつも「わたしユキね!」と言って謎のユキ役をやっていたのはおもしろかったです。

ただ、こういうのも配信で見ることができるので、とくに大きな問題にはなりません。

昔と違って、今の子は好みも多様化しているので、同じ日に同じ番組を見て次の日に盛り上がる、という文化もあまりなく、何かを見ていなければ話について行かれなくてさみしい思いをする、ということもないのがいいです。

今は娯楽も多様化しているから、テレビがないとできないことって、ほとんどない!

もっと小さなこと。サザエさんを見ると明日からまた新しい1週間が始まるのを感じる、というようなことを経験できないことが、デメリットかな・・・こういうささやかなこと、意外に大切ですもんね。

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いかがでしたか?

何事も、いい面とそうでない面があるもの。何をより大切にしたいかで、軽やかに選択していきましょう♪

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