【小学生の習い事】何をやる?どう取り組む?親のあり方は?ようやくわかったわが家の道

わたしが子どもの頃は、習い事といえばピアノかそろばんか書道。スポーツならスイミングか野球。時々、絵画教室、お金持ちはバレエやバイオリン・・・そのくらいで、何もやっていない子も多かった。

くらべて今は習い事の種類が多く、限りのある時間とお金の中で、子どもに何をやらせてあげるかとても迷いますよね。

そして、いろいろと見えたり調べたりできる分、親もつい余計なことを考えがち。(私だけか?)

うちの子たちも、幼稚園のときからあれこれ試し、母は迷い、悩みました。(父は悩んでも迷ってもいませんが)

それでようやく見つけた、わが家のやり方。

結局、楽しい、だけでよかった!

今の人気の習い事って?

学研教育総合研究所の2021年の小学生白書web版によると、こんなかんじのようです。

第1位  水泳
第2位  学習塾
第3位  通信教育
第4位  英語・英会話
第5位  音楽教室
第6位  習字・書道
第7位  体操教室
第8位  サッカー・フットサル
第9位  そろばん
第10位 ダンス(バレエ以外)
第11位 その他のスポーツ教室
第12位 武道(剣道・空手など)
第13位 ソフトボール・硬式野球・軟式野球
第14位 バレエ
第15位 プログラミングスクール・ロボット教室 

まわりを見ても、納得の結果です。個人的には、ダンスのほうがバレエよりも多いのが意外なのと、プログラミングがもう少し上でもいいような・・・ちなみに、ベネッセの2021年の習い事調査では、小学生が今後してみたい習い事という質問の答えが

1位 動画制作
2位 ダンス
3位 プログラミング

だそうで、時代をかんじます。昭和生まれの親も、この感覚についていかなければ・・・

わが家の習い事遍歴

あれこれやらせましたよ・・・

長女は、3歳のときにフラダンス(親子ともになんか違うな、とかんじて1年半でやめる)、5歳でスイミング(降園後に遊べなくなるのが嫌な子どもと、それを連れていく親、共にストレスで半年でやめる)、6歳で三線(友だちと一緒で楽しかったけど、高い声が出ないから向いていないかな、と思って1年でやめる)、その後ウクレレ(三線よりいろんな歌ができて楽しかったけど、他の習い事との兼ね合いでやめる)

学習系では、1年生で通信教育を始めましたが、ぜんぜんやらないので、2年目の途中でやめました。

現在は、サッカー(4年目)ライフガード(2年目)ダンス(1年目)

次女は、基本的にお姉ちゃんの都合に左右されて、あまりチャレンジさせてもらえないので、やめたのはゴスペル(ウクレレと迷ってやっぱりウクレレに戻った)だけ。

現在は、ウクレレ(3年目)サッカー(2年目)ライフガード(2年目)

習い事には2種類ある

それは、家でやらないといけない系と、やらなくていい系。

例えば、音楽系や塾などは、家でも練習や課題をやらなくてはいけないもので、スイミングなどのスポーツの多くは、レッスンのときにがんばって、家での課題はとくにないもの。

家でやらないといけない系の習い事は、親のフォローも必要だったりするので、親の接し方が試される!

私は、自分もやっていたピアノをやってほしかったけれど、練習のやるやらないで絶対に喧嘩になってお互いのためによくないだろうな・・・と思ってやめました。気の短い母の性格も考え、わが家は、家でやらなくてもいい系の習い事を推奨。

とくに低学年の習い事は、まだなんとなくやっているものも多く、家で練習させることに苦労することもしばしば。

成長してくると、自分の「好き!」「やりたい!」の習い事に絞られてくるので、結果、自分からやるようになってきます。

がんばる?たのしむ?

せっかくやっている習い事。向上心をもって取り組んで、自分のものにしてほしい、と願うのが親心。

ここで私は、迷路に迷い込みました!

だって、長女、がんばらないんです。

1年生から始めた地域のサッカーチーム。チームメイトの多くはすごくサッカーが好きでがんばっていて、自主練やダブルスクールをしている子もたくさんいて、どんどん上手になっていくのに・・・長女は楽しく通うものの、ぜんぜん一生懸命にならない。

そんなんならやめなよ、と言っても、「いいじゃん楽しいんだからさ」とか言って、やめない。チームメイトとの差もどんどんついていくのに、メンタル強めの娘は気にもせず。

合わないんじゃない?どうせなら、もっと自分で頑張れる習い事をやればいいのに、そろそろ一生懸命になれるものに出会ってもらいたいのに、と母はずっとモヤモヤしていました。

そんなこんなで、なんとなく4年!思うことがあったみたいで、なんと、少しだけどがんばり始めたんです。

そして、先日、大きめの大会の試合があり、下手なのでまっったく試合に出なかったのに、すごく満足そうにメダルをもらって帰ってきたのを見て、ああ、これでいいのか、とようやく納得しました。

上達するだけが、習い事の意義じゃない!

結局、楽しい!がいちばん

ためになってほしい、ものになってほしい、将来につながってほしい・・・親はいろいろと思います。もしかして、頑張れば何かの才能の芽が出るんじゃない?とか。隠れた可能性を見つけたい、とか。

私も、そんなにたくさんの習い事はさせてあげられない中、せっかくだから・・・という気持ちもあって、つい欲張ってそう思っていたけれど、習い事は、職業訓練的に何か技術や才能を身につけるためのものじゃなくて、子どもの「やりたい!」をやるものでした。

何より大事なのは

やっている時間が楽しい!

その上で、才能があったり、向上心を持てる子は、自然に目標を持って努力する。そうでなくても、楽しくやっていて本人が満足していたら、それでいい。楽しければ続くし、続ければ経験になる。何を得るかはその個人によるけど、楽しくてやっていれば、少なくとも「満足」はたっぷり手に入ります。

満足!いい響き!めっちゃ大事!

と、いうわけで、親は、才能を判断したり向いてそうなものを探したりするのではなくて、子どものやりたいを見守る(そしてそのために働く!)。遅ればせながらそう悟った母です。これまであれこれ言ってごめんね、子どもたち。

ちなみに、私がモヤモヤして、あーだこーだ言っている数年間、夫はずっと「いいじゃん楽しいって言ってんだから」って言い続けていたんですけどね・・・

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