菜の花、たんぽぽ、ちょうちょ、おひさま
やさしい黄色は、春の色。
小さな頃からよく知っていて、散歩の途中で自分で摘めるたんぽぽで染める、たんぽぽ染め。子どもにとって、これほど身近な草木染めは、ないのではないでしょうか。

ああ、たくさん咲いているなあ、と思いながら日々を過ごすうちに、あっという間に綿毛になって飛んでいってしまうので、ご注意を。
たんぽぽは、多ければ多い方が、よし。

摘んできたたんぽぽを、軽く洗って、いもむしたちを救出します。

お鍋にたんぽぽを入れて、くつくつと煮て、色が出たら、たんぽぽを取り出します。
お湯で洗って、ぎゅっと絞った布(シルクやウールならそのまま、綿なら豆乳などで下処理たもの)を、できた染液につけて、また、煮ます。
色がついたな、と思ったら、火を止めて、煮物に味をしみこませる感覚で、そのまま冷まします。
ここまでで、思ったより渋い色だな・・・と思っても、たぶん、大丈夫。

お風呂くらいの温度のミョウバン液(ミョウバンをお湯に溶いたもので、うわさによると3パーセントらしいのですが、ついつい濃いめにしてしまいます)につけて、そのまま、一晩つけ置くと・・・

春の色のできあがり♪
必要なもの、あったらいいもの
シルクは、あっという間に、きれいに染まります。わらべうたのスカーフや、お人形あそび用にも。
羊毛も動物性なので染まりやすいです。コースターなどを作るのもおすすめです。
薄手のコットンや麻でも下処理をすればきれいに染まりますが、黄色は褪せやすいので、手を拭くハンカチなど、繰り返し洗濯するものにはあまり向かないかもしれません。
綿や麻の下処理は大豆粉を使うとラクですが、なければ、やったことないけれど豆乳でもいいとよく言われています。
ミョウバンは、どこのスーパーでもたいてい購入できます。お漬物の材料などが売っているコーナーを探してね。
子どもと読みたいたんぽぽの絵本
こんなに身近なのに、知らなかった、たんぽぽのドラマチックな一生。たんぽぽの絵本はよいものがたくさん出ていますが、私は、昔から、言葉にも慈しみのこもったこの絵本が好きです。
子どもと草木染の本
農文協の「つくってあそぼう」のシリーズ、面白いです。本格的でマニアックなのにわかりやすいし、素晴らしい絵本作家やイラストレーターの方が絵を手がけています。
草木染も、子どもだけでなく、初めて草木染を手がけるおとなの人にもおすすめです。
こちらもおすすめ♪
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いかがでしたか?
子どもたちのよく知っているたんぽぽで、春色の草木染。散歩して楽しく、摘んで楽しく、染めて楽しく、使って楽しい♪
ぜひ、お試しくださいね。