【12月9日】クリスマスの贈りものリスト あげるもの編

「でも、いろいろほしいものがあるでしょう?」エルッキは、かんがえかんがえいいました。

お父さんは笑いました。「まあ、おまえもおとなになってみればわかるさ!それに、クリスマスは、プレゼントをもらうだけの日じゃない。イエスさまのお誕生日なんだよ。だから、だいじなのは、プレゼントをあげたいとおもう心なんだ。」

「とびきりすてきなクリスマス」より
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発売日:2017年10月  著者,訳:リー・キングマン, 山内 玲子  レーベル :岩波少年文庫241  出版社: 岩波書店   ページ数:120p

わたしが、年を重ねながらゆっくりと知っていった、「よろこばれるよろこび」。それを、まだ小さいうちから知っていた女の子がいます。

サンタクロースにあこがれるその女の子 ーマーガレットは、クリスマスが近づくと、かわいい木の実や葉っぱを見つけてきては、ひとつひとつ紙で包み、近所の人にプレゼントをしています。けれど、忙しいおとなたちは、あまりかまってはくれません。

マーガレットは、思います。わたしがほんもののサンタクロースだったら、もっとみんなをよろこばせることができるのに・・・

クリスマスの前の朝、留守番中のマーガレットをくるみ割り人形が訪ねてきました。その人形にうながされ、サンタクロースとして森の動物たちに贈り物を届けるうちに、マーガレットに力がわいていきます。

そして、マーガレットの想いが結ばれるときがやってくるのです。

マーガレットとクリスマスのおくりもの
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↑こちらでも紹介しています

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発売日:2007年11月  著者:植田真  出版社:あかね書房 ページ数:42P

「よろこばれるよろこび」。それが、サンタクロースだけに頼ることなく、クリスマスのたのしみがとぎれることなく続いていくための、必要な条件なのだと思います。

わたしは、ひとにクリスマス・プレゼントをあげて、よろこんでもらうのがすきです。それは、じぶんがプレゼントをもらうのとおなじくらい、たのしいんです。

「やかまし村の春・夏・秋・冬」より
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発売日 :2005年12月  著者,訳:アストリッド・リンドグレーン, 大塚勇三  レーベル:岩波少年文庫129  出版社:岩波書店   ページ数:224p

パディントンは、何がいちばんよかったか、なかなか決められませんでした。おくりもの。クリスマスのごちそう、ゲーム、お茶 ーお茶には、バードさんがパディントンのために特別につくってくれた、マーマレード入りのバースデーケーキがでました。階段を半分ぐらい上がったところで、パディントンは段のすみに立ち止まり、何といっても、みんなにおくりものをあげたのがいちばんよかったと思いました。

「パディントンのクリスマス」より
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発売日:1968年11月 著者:マイケル・ボンド, ペギー・フォートナム   レーベル:世界傑作童話シリーズ  出版社:福音館書店  発行形態:単行本  ページ数:208p

あ、もうみんな、知っているみたいですね♪

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