ちょうちょうひらひら

 

その年、最初にみたちょうちょうが
黄色なら、その夏はすばらし夏になるし、
白なら、その夏はおだやか。

毎年恒例の、ムーミン谷の、ちょうちょう占いです。

 

今年は、白。

小さな庭に、しろい、ちょうちょう。

ふわふわ、ひらひら、風にまかせて
ゆっくりと通りすぎるのを、
窓のこちらから、眺めていました。

とても、とても、おだやかでした。

ちょうちょう ひらひら

うさちゃんに とまった

うさちゃんが うふふ

ちょうちょう ひらひら ・・・

 

ちょうちょう、ひらひら、
つぎは、だれに、とまるかな。

しかさんにとまって、ねずみさんにとまって、
ぞうさんにも、とまりそう、だったのに・・・

・     ・     ・

やわらかなまどさんのことばに、
ぴったりのやさしい絵。

みじかい言葉を、小さな子が
こころを沿わせることのできるおはなしに、
そっと広げます。

春のおひさまのひかりみたいな、
くすくす、笑い声そのものみたいな、
ほがらかさでできた絵本です。

紡ぎだされる空気をたっぷりとあびて、
きいろともも色に、そまりましょ。

 

【この本のこと】

「ちょうちょうひらひら」
まど・みちお 文 にしまきかやこ 絵
こぐま社

【だれにおすすめ?】

0歳から読んであげたい、赤ちゃん絵本です。

我が家では、娘が生まれて
最初に用意した絵本の中の1冊で、
3歳すぎまで、たのしんでいました。

言葉が、優しく、ふんわりとしていて、
声に出すと、とてもとても優しい気持ちになり
赤ちゃんの横で、幸せでした。

まだ、絵も言葉もわからない赤ちゃんにも、
お母さんのおだやかな気持ちは、伝わると思います。

 



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