想像力と創造力を育んでくれる遊び、お絵描き。
他にも、表現すること、ものの認知など、お絵描きで自然に身に付く生きる力は多く、お絵描きが好きになってほしいな・・・と思う親は多いのではないでしょうか?
上手になる方法はわからないけど、好きになるのは誰でもできる♪
お絵描きが楽しくなる3つの道具と、方法というほどでもない方法を、ご紹介します。
置きっぱなし
わが家では、長女が1歳半くらいから、10年後の今にいたるまで、画用紙とクレヨンと色鉛筆は机に出しっぱなしになっています。
しまってあるものを、自分で出して遊ぶって、けっこう能動的でアクティブな動作です。
私も、編み物好きだけど、一度片付けてしまうとなかなかやらないし・・・
お絵描きにかぎらず、本でも積み木でもドールハウスでも、たくさん遊んでほしいな、と思うものはしまわずに、いつでも目についてすぐに手にできるようにしています。
いつでもどうぞ、のスタイルで!
目につくからやりたくなるし、すぐに手に取れるから、そのままやれる。子どもの遊びには、その思いつき、気ままさ、衝動性が大事だと思っています。
道具1 大きなスケッチブック
置きっぱなしにするのは、まずは、スケッチブック。それも大きな。
コピー用紙やらくがき帳とくらべて、画用紙やスケッチブックは、クレヨンや太い色鉛筆での描き心地がずっといいです。小さい子どもは、感覚的にお絵描きしているので、気持ちいい!というのは大切。
大きさも、大きいほうが、気持ちいい!
小さい紙には小さい絵、大きい紙には大きい絵、その紙のサイズで子どもの絵は変わります。
何度かB4サイズにしたこともあったけれど、やっぱりなんか物足りなくて、A3がちょうどいいなと思います。
そして、画用紙ではなく、スケッチブックにしているのは、そのまま取って置けるから。ペラ紙に書いたものも挟んで、表紙に大体の日付と名前を書いて、そのまま保管。今や、その数、50冊以上・・・
今となっては、これとっておいてどうしよう、という思いもなくはないのですが、子どもたちが描いたお絵描きは、どんな殴り書きも、ほぼ全部とってあるということになるので、老後の楽しみは万全です。
(ちなみに、小学校の教科書やノートはパッパと処分するけれど、自由帳は面白すぎて、これまた保管対象)
道具2 ブロッククレヨン
お絵描き道具は、クレヨンと色鉛筆。これまたケースにしまわずに、カゴにいれて置きっぱなしです。
その種類も、10年間変わらず、クレヨンはシュトックマーの蜜蝋クレヨンのブロック。(このセットには、グレーとピンクがないので、必要なら単品で購入します)
商品説明は、輸入元のおもちゃ箱さんのHPに詳しいです↓
発色がよく、重ねても色の濁らないシュトックマーの蜜蝋クレヨン。普通のクレヨンのように、カスも出ません。幼児がグリグリぐるぐる描いたものも、なんだか素晴らしい絵に見えてくる不思議・・・
ブロックタイプは、握りやすくて折れることがないので、力の加減のできない小さい子にピッタリ。
さらに、線だけでなく面で描くことができたり、色を重ねて深い色を表現したりと、お絵描きの可能性を広げてくれておもしろく、4年生になった今も使っています。
それに、このブロッククレヨン、出しっぱなしでもかわいいよ♪
小さな頃から色鉛筆で絵を描くと、小さな頃から線の絵ばかりになってしまいがちです。クレヨンは、絵の具ほどではないけれど偶然性のある画材。偶然の線と面で描く絵をたくさん楽しんでほしいです。
道具3 リラ社の色鉛筆
とはいえ、色鉛筆にももちろん、色鉛筆のよさがあります。
色の種類も多いし、思うような線で思ったような絵を描くのは楽しい。お絵描きの楽しさって人それぞれだし、描きたいものもその時々で、ひとつじゃないですもんね。
色鉛筆で描く楽しさを存分に引き出してくれるのが、リラ社の色鉛筆。
こちらも、詳細はおもちゃ箱さんのHPで↓
わが家では、最初は握りやすい水玉のある「グルーヴ」を。 それから、「スーパーファルビー」に移り、小学校にもこれを持たせています。
LYRA社の色鉛筆は、握りやすさと、芯がやわらかく発色がいいのが特徴。さらにスーパーファルビーは、芯が6.25mmと太くて、そのやわらかな描き心地をより感じられて大好き♪
ネオンカラーなど、色の数も豊富で、単品でも購入できます。
何にも言わない
大きなスケッチブックと、シュトックマーの蜜蝋クレヨンと、リラ社の色鉛筆。
この3つを置きっぱなしにして、描くも描かないも、子どもまかせ。何を描こうと、ただグリグリしようと、特に何も言いません。(そもそも、そんなに見てません・・・)
ときどき、描いてほしいものがあって、リクエストしたりもするけれど、そういうのってやっぱりあまりうまくいかない
ときどき、おー!と思うものがあって、そうするとフレームにいれて飾るのが楽しみだけど、そうそうあるものでもなし。
好きと上手は違うからね・・・
たくさん描けば上手になるわけでもないし、こんなふうにしていても、娘たちの絵が上手になったわけでもないんですが、ただ、絵を描くのは好きで、楽しい遊びと思っています。それで十分。
*クレヨン、色鉛筆にはメーカーの推奨年齢がありますので、各ご家庭での判断でご使用ください
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