夏を楽しむ絵本10冊 vol.1 幼児編

小さな子と一緒に過ごす夏。

暑くて公園にも行かれず、エアコン、虫、汗も、日焼け・・・気をつけることもたくさん。いやいや、でも、楽しいことも山盛りの夏です。遊ばないともったいない!

まずは絵本で夏ならではのお楽しみを見つけて見ませんか?小さな子と夏を楽しむための、選りすぐりの絵本10冊をご紹介です。

夏といえば・・・やっぱり水遊び♪「ぞうくんのさんぽ」「こぐまちゃんのみずあそび」

かけたり、飛ばしたり、動かしたり、沈んだり、浮かべたり、自由自在の遊び道具。冷たくて、体の全部で感じることができて、キラキラきれいで、音も涼しい。とりあえず水につけておけば、子どもたちは、ごきげんです。

お散歩中のぞうくんが、かばくんわにくんかめくんに次々に出会い、背中に乗せて歩いていると・・・

最後の、うわーっ どっぼーん!がたのしくて、小さな子たちが何度も、何度も、たのしむ絵本です。水の中に落ちても(落ちたから??)もちろん、みんなごきげんです。(1歳半くらいから)

こちらでも紹介しています→http://kotori-ehon.com/kotoribunko/zousanpo/

水遊びの絵本といえば、こちらも外せません。

ジョーロで遊んでいたこぐまちゃん、ジョーロからホースに変わり、あたり一面水びたし。お次は、水たまりに葉っぱの船を浮かべて・・・最後は泥遊びをして、おうちでシャワー。

子どもの遊びが発展していく様子も楽しい、いろんな水遊びがいっぱいの絵本です。(1歳半くらいから)

夏といえば・・・の風物詩あれこれ「はなびドーン」「ひまわり」「ありとすいか」

濃紺の夜空に、シューっとひと筋。次のページで、パンッ、ドーン、キラキラキラキラ・・・と花ひらく。ただ、その繰り返しの、単純な絵本なのですが、菊、牡丹、柳、大きいの、小さいの、ハートや星型、ひとつ、ふたつ、みっつ・・そして最後は、乱れ打ち!

暗い夜空に鮮やかな花火上がる様子が、シンプルにたのしめます。

小さな子向けの絵本ですが、我が家の夏の定番で、小学生の娘も今もよろこんで聞いています。(1歳くらいから)

こちらにも記事があります→http://kotori-ehon.com/kotoribunko/hanabi-don/

昔ほど見かけなくなった、庭先の大きなひまわりは、それでもやっぱり夏の象徴。お日様みたいで元気が出ます。

土の中の小さな種から芽が出て、「どんどこ どんどこ」育っていきます。

おひさまが照って・・・・どんどこ どんどこ
雲がでても・・・・どんどこ どんどこ
雨がふったら、いっそう・・・・どんどこ どんどこ
風がふいても・・・・どんどこ どんどこ
お月さまのしたでも・・・・どんどこ どんどこ

たてにひらく絵本で、ひまわりがたくましく成長していくようすを、ダイナミックに描きます。小さな種から、やがて、大きな花が元気いっぱいに「どーん」とひらく、心はずむよろこびを、何度でも、体験できます。(1歳くらいから)

スイカを見つけて、やってきたアリ。運ぼうとしたけれど、びくともしないし、仲間をよんでも、やっぱり無理・・・そこで、シャベルで掘って、連携プレーで運ぶことにしました。すっかり、皮だけになったスイカも、持ってかえって、いったい、何をするのかな・・・?

この絵本のたのしみは、まずは、どのページにも、画面いっぱいの、まっ赤なスイカ。そして、なにより、小さなアリたちの群衆。1ぴき、1ぴきの、表情や仕草まで生き生きしているし、スイカの中にできたアリの巣の中の様子は、たまりません。

眺めているだけでも楽しい、夏に欠かせないスイカの絵本。(2歳くらいから)

暑い日には忘れずに・・・「ぼうしとったら」

男の子の帽子とったら・・・ケロケロ、カエル。派手な奥さんの帽子とったら・・・まさかのパンクなトゲトゲ頭。汗たらたらの船乗りさんの帽子とったら・・・タコ!もみあげだと思ってたの、タコの足!ねこさんの帽子とったら・・・

帽子をとると、みんな思いもよらないことになっている、めくり仕掛け絵本。

帽子をかぶりたがらない子、多いですよね。こんな楽しい絵本で、いろいろな帽子(とその中身)に触れていたら、身近にならないかなあ・・・?(2歳くらいから)

お祭りの光景「わにわにのおでかけ」

夜、眠れないわにわにが外へ出ると、たくさんの人が、どこかへ向かって歩いています。ずりずりづづづ、ついて行くと、そこはお祭りの会場。「よしよしよし」夜店から花火まで、満喫するわにわになのでした。

相変わらずのワニっぷりのわにわにの言動がじわじわ可笑しい、人気のシリーズの1冊。蚊取り線香、浴衣や下駄、虫の声、夜店のあかり・・・小さな子から楽しめる絵本に、隅々まで夏の情緒が詰まっています。(2歳くらいから)

水辺の涼しさ、さわやかさ「14ひきのせんたく」

降り続いた雨がやんで、森中に夏の太陽が差しこんだ。さあ、まとめて洗濯をしましょ。洗濯物を担いで、みんなで川に来ました。つめたーい川で、みんなでジャブジャブ。いつの間にか、からだも洗濯。最後は木の上の物干し場にみーんな干します。

おなじみの14ひきシリーズ。言葉は少なく、でも、美しい絵が饒舌に語り、草花や小さな生き物たちが季節を伝えます。「せんたく」は夏の始まりのお話。表紙の涼しい色が全ページに広がり、暑さもひくようです。(2歳くらいから)

夏の海辺の1日「かにこちゃん」

海辺の朝。朝日とともに砂浜の穴から出てくる、小さなカニの、かにこちゃん。波打ち際を「しゃぷしゃぷぴちゃぴちゃ」と散歩、波が来ると、みんなで「すこすこ」と逃げます。丘を登って海をみると、おひさまはもう、沈んでゆくところ。すっかり日が落ちた頃、かにこちゃんたちは穴にもどり、1日が終わるのでした。

物語というほどもない、シンプルな絵本ですが、色彩や造形の美しさ、カニたちの愛らしさ、耳に残る音、どれもとてもよいです。かにこちゃんみたいに小さなものたちにとって、1日は、こんな速さで、こんな満足なんだろうな。(1歳くらいから)

夏はやっぱり、海水浴!「ピッキーとポッキーのかいすいよく」

うさぎのピッキーとポッキーが、友だちのもぐらのふーちゃんとねずみと一緒に、いかだに乗って海水浴に出かけました。いかだには、たっぷりのお弁当。途中の店で必要なものと物々交換をしながら、海を目指します。

海について、楽しく遊んでいたところ、いたずら者のたこが来て・・・

くっきりとした色の、シンプルな線のイラスト。親しみやすいキャラクター。村の地図付き!のどかな中にも、事件が起こり、子どもたちが大好きになるツボがいっぱいです。(2歳くらいから)

こちらにも記事があります→http://kotori-ehon.com/kotoribunko/pikipoki-umi/

いかがでしたか?

涼しい部屋で、夏をたくさん味わったら、さあ、体で感じに出かけましょう♪