【低学年の女子】8歳の娘のおすすめの本 BEST6

我が家の長女、はれは、8歳になりたての新2年生。

サッカーを習い、走ることが好きな活発女子ですが、本屋の娘らしく、「本は友だち」を公言し、つねに周りに本を散らばして生活をしています。

夢は妖精。大好きなものは猫。

たくさんの本の並ぶ、はれの本棚から、この1年で読んだ中で、特に好きなものを選んでもらいました。(大いに偏りがあります ^^;)

色枠の中は、はれの読書ノートより。句読点や誤字脱字は少し直しています。

低学年の女子におすすめの本

 

「妖精の家具おつくりします」

小学生の女子に大人気のあんびるやすこさんに、ご多分にもれず、娘も夢中。1年生では、ルルとララと魔法宝石店、2年生になって魔法の庭を読んでいますが、妖精もドールハウスも大好きの娘は、何と言ってもこのシリーズです。

日本の本なのに、どこか外国の香り。デザートやハーブや宝石を心得ていて、女の子のあこがれが詰まったあんびるやすこさんの物語。素敵な子になるためのバイブルのように、優しさや強さや思いやりなどのメッセージもわかりやすく子どもに届きます。読みやすい上に、ただおもしろいというだけではない読後感を残すのが、魅力なのかな、と思っています。(ディズニーのソフィアみたいだな、と)

なつやすみのしゅくだいのいちばんさいごは、人をたすけるしゅくだいで、ミユがようせいをたすけた本です。ようせいのパピーにたのまれたかがみをミユのおかあさんのおねえさんがつくり、パピーのいえにいき、かがみをみたパピーがかなしんでしまったので、かみをとかしてかわいくしてあげました。ミユはつくるかわりに、できることをやってよろこんでもらうところがすきです。

「ふしぎなようせい人形」

四人兄弟の末っ子、エリザベスは、何をやってもうまくいかず、兄弟にもバカにされ、落ち込んでばかり。そんなエリザベスに、おばあさまが、昔からクリスマスにツリーに飾っている、大切な妖精の人形をくれました。すると、不思議なことに、困ったら頭の中で鈴が鳴り、いろいろなことができるように・・・人形に助けられ、少しずつ成長するエリザベスですが、ある日、人形がなくなってしまいます。

心の中や光景の描写がていねいで、エリザベスの気持ちが痛いほど伝わってきます。わかりやすく言葉で書かれているというより、文字からゆっくり浮かんでくるようで、読書の楽しみが深まります。

人形やドールハウスの物語の多い、ルーマー・ゴッテン。わたしも昔から大好きなのですが、「クリスマス人形のねがい」以来、娘もお気に入りの作家です。

すごくおもしろい本です。ようせいのにんぎょうのおうちをつくってあげるのや、ようせいにんぎょうがじてんしゃにのってとんだところがおもしろかったです。はれちゃんもまねして、うちにいるようせいにんぎょうに、かいをひろっておうちをつくってあげました。

「こねこのモモちゃん美容室」

みほちゃんは、自分だけ、昔からある小さな「みつこ美容室」に通わされることが不満です。古くてあちこちボロのあるところではなく、おしゃれな駅前の美容室にいきたいのです。もう行かない!と決意したある日の夜、みつこ美容室のおばあちゃん猫、モモが訪ねてきます。その後、モモが一生懸命に美容室を掃除する姿に気持ちが動いたみほちゃんは、みつこ美容室をきれいにする手伝いを始めます。

登場人物たちの気持ちの動きに、切ないラストに、おとなもウルウル。低学年から読めますが、みほちゃんの成長や切なくも前向きなラストは、娘よりもう少し大きい子にも響くかなと思います。

娘は「かわいいこねこをもらってください」という本も愛読していますが、同じ作者だということに、これを書いていて気が付きました。

こねこのももちゃんが、どーしてもきてほしいというので、みほちゃんはアイディアをだしてきてくれます。こねこのももちゃんがおみせをひとりっきりでおそうじしているところがえらくて、みほちゃんもかぞくにたのんでよんでえらいなとおもいました。すごーくおもしろいです。

「ネコのタクシー」

タクシー運転手のランスさんに拾ってもらった、のら猫のトム。足をケガしたランスさんの役に立つため、ネコ専用のタクシーを始めることにしました。トムのタクシーは、町じゅうのネコに、大評判。ところが、商売も軌道に乗ったころ、なんと、強盗事件にまきこまれ・・・

トムの大活躍する物語がたのしいのは、もちろんですが、親しみやすいイラストがちょうどいいバランスではいっていることも、本の大きさや厚さも、子どもたちが読んでみたいな、読んでみようかな、と思うのに、まさにちょうどいい具合です。子どもたちは、おもしろそうな匂いをかぎとるのがじょうずですね。

トムは、あしがはやいところがはれちゃんににています。トムがねこタクシーをやって、1ポンドずつあつめるところがおもしろいです。ねこはおかねをみつけるのがじょうずだなーとおもいました。はれちゃんもトムがかいたいです。ねこタクシーをやるなら、空をとびたいです。すごくおもしろかった。

「おはようスーちゃん」

みてください、この愛らしい、赤い表紙。お茶をそうっと運んでいるのが、主人公のスーちゃんで、ちいさな家に、パパとママとすんでいます。お人形のパーティーをしたり、パパとおるすばんをしたり、こいぬのお世話をしたり、おともだちができたり・・・スーちゃんの、小さな毎日のおはなしが9つはいったお話集です。

スーちゃんの毎日は、ちいさくて、のんびりですが、くるくるかわるこころの中はあたらしい発見や、おどろきや、よろこびでいっぱいです。パパとママも、そんなスーちゃんの「子ども時間」を素敵に見守り、花をそえてくれます。

「くまのテディ・ロビンソン」「思い出のマーニー」などを書いた作者による、70年近く前のイギリスで書かれた物語。良き時代の、子どもにとっての「しあわせ」にあふれています。読み聞かせにも向いています。

スーちゃんはおにんぎょうの大すきなおんなのこで、スーちゃんは人をよろこばせるのがすきです。たとえば、おかあさんがいないときにパパといっしょにおはなをおいたり、えきのざっ草をぬいたり、おかあさんのたんじょうびにラベンダーのにおいぶくろをあげたりします。ときには、だれかがスーちゃんにやさしくしてくれます。そういうすごくおもしろいおはなしでした。

「小石通りのいとこたち」シリーズ(全5巻)

ルーシーおばさんの古くて大きな家でいっしょに暮らす、3人のいとこたち。(3人の両親は、1年間、バレエ団のワールドツアーに出ているのです)詩の好きなリリー、もの作りのが好きなロージー、歌の好きなテスは、広い屋根裏部屋を仕切って、それぞれの思う通りの部屋を作っています。3人いっしょにいると、いつも、楽しいことを思いつきます。ご近所さん相手にクッキー屋さんをひらいたり、ミニチュア作りをしたり、日記をつけはじめたり、新聞を発行したり。

3人のいとこたちは9歳。読むのもそのくらいがちょうどよく、娘には少し難しいと思うけれど、小学生がやってみたい!と思うことを実現している、3人の暮らしに夢中になっています。

シンシア・ライラントは私の好きな作家で、このシリーズも昔に買って本棚に入れていたのですが、今は残念ながら出版されていないようです。

はれちゃんができることがかいてあっておもしろいです。はれちゃんならおみせのなまえはおいしいめちゃクッキーで、チョコレートやクリームのクッキーをつくってみたいです。もうかったらなにをしようかとそろぞろするところがにています。(ルーシーおばさんの台所)

ロージーはやさしい、みんなのかんがえとちょっとずれた女の子で、はれちゃんは好きです。みんなできんじょにしんぶんをつくります。はれちゃんなら、石やようせいやおはなしをかいたり、おりょうりやこうさくのつくりかたをかくでしょう。みんなでこうさくやおりょうりをするところがおもしろいです。(小石通りタイムス)

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好みに偏りはありますが・・・感想が適当ですが・・・そこは本屋の子、なかなか、おもしろい本が並んでいます。小学校低学年の女の子で、次に読む本に迷っていたら、よかったら手に取ってみてくださいね。