【12月16日】まりーちゃんのくりすます

 

くつしたの用意は、できていますか?

くつしたにプレゼントをいれてもらう習慣は、サンタさんの祖先とも言われる聖ニコラウスが、貧しい靴屋の娘のために窓から投げ込んだ金貨が窓辺においてあったくつにはいったーという伝説がもとになっています。

絵本の中でも、暖炉の前に、ベッドのよこに、大きいの、小さいのいろいろなくつ下が、ゆらゆら。

でも、中に、木靴を置いているのを、みたことはありませんか?

そう、フランスの絵本の多くでは、くつしたではなく木靴にプレゼントをいれているのです。

まりーちゃんは、ひつじのぱたぽんに、クリスマスのことを、おしえます。

ちいさなイエスさまが、おうまれになった日よ。

おりこうにしていると、サンタクロースが、だんろのそばにおいた木のくつのなかに、プレゼントをいっぱいいれておいてくれるのよ・・・

まりーちゃんは、やさしくおしえますが、それを聞いたぱたぽんは、心配になります。

ぱたぽんは、ひづめが、くつのかわり。でも、ひづめは、ぬげませんもの・・

まりーちゃんも、ぱたぽんも、そろってうれしいクリスマスが、むかえられるでしょうか?

 

ケーキの上の砂糖菓子みたいな、まりーちゃんのクリスマスの風景。

りん!りん!りん!

素直でささやかで晴れ晴れとしたおしまいは、ちいさな人たちのハートに、ぴったりおさまります。

クリスマスの朝に、自分のところにもプレゼントが届く、それほどうれしいことは、ないですもんね。

 

サントン人形、ロバをひくサンタさん、だんろの前の木ぐつ、など、フランスのクリスマスの風習をのぞくこともできます。

今でも、フランスでは、クリスマスにはツリーの下に靴を並べるそうですよ。

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【この本のこと】

「まりーちゃんのくりすます」
フランソワーズ 作 与田準一 訳
岩波書店

【だれにおすすめ?】

読んであげるなら、3歳くらいから

やさしい言葉に、やさしい絵で、小さな子が1番うれしいことを描いた、最高にかわいらしい絵本です。

作者のフランソワーズは、フランス生まれ。60年以上前に作られた絵本で、この、昔の絵本ならではの素朴さやあたたかさは、今では得難い、大切なものです。

 



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